昨夜、リフノスで利府町地域おこし協力隊の活動報告会があり、かねてから協力隊の活動に関心があったので参加してきました。
協力隊は総務省が所管する取り組みの1つで、人口減少や少子高齢化などの課題を抱える地方自治体が都市部などから人材を受け入れる制度です(利府町の場合、都市部に限らず近隣市町村からも受け入れているようです)。都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。 この制度は2009年(平成21年)にスタートし、令和5年度で約7,200人(うち4割が女性)の隊員が各地方自治体で活動しています。隊員は各自治体からの募集に応じ、一定の選考を経て委嘱を受け、任期はおおむね1年から3年です。(自治体は募集経費を含め、協力隊の活動にかかる経費を国からの特別交付税として受けられます。) ちなみに、任期を満了した人の約65%が活動した地域にそのまま定住し、定住した隊員の進路としては、起業が約4.5割、就業が約4割、就農・就林が約1割などというデータがあります。
利府町の協力隊は、「梨農家部門」「海業創出部門」「にぎわい創出部門」に分かれ活動しているようです。会場には約20名ほどの隊員の方がおられ、各部門ごとに今年度上半期の取組について報告がありました。各部門共通の活動目的は「地域の活性化」ですが、多くの隊員が全くの初心者で分からない事だらけの状態で活動を開始したと伺い、多分に試行錯誤を重ねたり、苦労も多かっただろうを思いました。利府町から、住居や移動のための手段等いろいろと支援はあるのでしょうが、どんな些細なことでも一人で悩むことなく、町当局に相談し当局との連携を良くして、目的達成のために問題解決を図っていってほしいと思いました。
そのほか会場で考えたこと・感じたことについて、アットランダムに記述してみます。
①全般的所感:町当局からの支援は十分なのだろうか? ②梨農家、海業共通:3年後に起業する際に必要となる農機具・機械、小型船舶等を購入するための金銭上の準備は大丈夫なのか?後継者不足に悩む農家や漁業関係者から無償でそれらの機械等を譲渡してもらう当てはあるのだろうか? ③海業:せっかく利府には景勝地松島に隣接して浜田・須賀港があるので、それを活用したマリンスポーツが更に活発になるように活動してほしい。 ④にぎわい創出:ブランディングPJ(プロジェクト)、スポーツPJ、サウナPJ、よく眠れる町PJ、農業支援PJ、イベント支援PJと多彩なPJを企画しているが、若い方らしく斬新な発想・SNSの活用等で賑わい創出を図っていることに感心。 しかし、その活動は3年後の起業(イベント会社?)を目指すというよりは、任期中の活動そのもので、賑わい創出による町の活性化を図ろうとするものなのか?(それはそれで良い) ⑤最後の町長挨拶にあった、ルートインの朝食に特産の梨カレーを提供してもらえれば・・・との提案について:ルートインの朝食に朝カレーとして採用してもらえればありがたいが、一般的な業務用カレーと異なりコストが掛かるためホテル側は躊躇するだろう。しかし、交渉してみる価値はある。必成目標は、お土産として購入できるよう梨カレーをフロント近くに置いてもらう、一定の「ぽんたポイント」が貯まったら梨カレーと交換できるようにする、或いは宿泊回数に応じた特典として梨カレーを贈呈する、そんな企画を交渉し実現してほしい。
協力隊の皆さん、お疲れ様でした。
協力隊公式HP

追記(11/27):先日、町の賑わい創出に役立つのではないかと2つ思いついたので、知り合いの協力隊員清水さんに、それをお伝えしました。1つは、「全国ミュージアムキャラクター・アワード2024」で応募総数62体の中から、見事第1位に選ばれた、利府町郷土資料館キャラクター「あさガオー&みやギー」の着ぐるみを作ってはどうか?ということ。もう1つは、千葉県幕張市が作成・展示している「マクハリの100のイイこと!」を真似て「利府町の100のイイこと」を作成・展示してはどうか?ということです。着ぐるみは、既に「リーフちゃん」がいますが、いまひとつ影が薄いので、より可愛いあさガオー達をデビューさせたら様々なイベントが盛り上げると思います。「100のイイこと」は利府町内の人気スポットや美味しいお店、その他もろもろのイイことを選び、例えばイオンの北館と南館を繋ぐ通路に展示したら、利府町のアピールにもなり、町民のシビックプライド醸成にも繋がるのではと思います。





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