明日27日の66歳の誕生日を前に、妻と福島県南相馬市で開催された「相馬野馬追」を見てきました。この相馬野馬追は千年以上の歴史をもつ伝統行事で「国指定重要無形文化財」となっています。例年7月末の真夏に開催されていたものを、今年はお馬さんと甲冑武者、そして観客の健康を考慮し2か月早く開催されました。初夏の清々しい天気でしたが、それでも気温が高くお馬さんも気の毒な感じでした。

0930から始まった行列を最初から見学し、その後行列最後尾に付き従い、会場の雲雀ヶ原戦場まで約3km歩いて行きました。雲雀ヶ原では正午から甲冑武者による「甲冑競馬」、そして1300からは「神旗争奪戦(太田神社、小高神社、中村神社の各神旗争奪戦)」と勇ましい馬の戦いが繰り広げられました。
今回の野馬追は、騎数388騎、徒(かち)の供奉者404名と錚々たる陣容で、武者の甲冑姿が印象的でした。更に印象深かったのは、行列の沿道の住民が武者や供奉者への飲用水の提供だけでなく、「馬殿飲料所」との看板を立て、お馬さんのために水を準備していたことです。馬を大切にする相馬地方の人々の思いが感じられて、思わずじーんときました。そうした馬を愛し大切にする気持ちがあったからこそ、この行事が千年以上の時が過ぎてもなお続いているのだと納得できました。利府町では町長の音頭で「スポーツ流鏑馬」を毎年開催するようになりましたが、青森県の十和田と違い馬の産地でもなく、また馬にちなんだ伝統も無いので、人々の心に根差した行事にはなり得ないと改めて思いました。




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