来月に入ると利府町議会の3月定例会が約2週間行われます。そこで定例会に先立ち、日頃から疑問に感じていた議会運営要領について、利府町議会議長永野さんと副議長の鈴木さんに改善を求めて意見具申してきました。お二人とも大変好意的で改善に向けて検討する旨回答して下さいました。私の具申内容は以下の通りです。
① 住民からの「請願」と「陳情」に対して分け隔てなく真摯に対応すべきこと。 利府町議会では、少なくとも私が議員になって以降、「請願」については紹介議員が存在することもあり、その内容に応じて3つの常任委員会のいずれかでしっかりと審議し、本会議に報告。そして本会議で採択が認められれば町長や県・国に議会の意見として上申してきました。一方「陳情」については、単に「こんな陳情がありました」という全議員への紹介におわっていました。私は、請願であろうと陳情であろうと住民の声・要請なので(利府町以外の住民や団体等からの請願・陳情もあります)、分け隔てなく真摯に対応すべきと考え、意見具申した次第です。ちなみに議会運営がしっかりとしている自治体では、そうしています。
②一般質問の冒頭に行う「通告書読み上げ」を止めるか、時間外の扱いにすべきこと。 利府町議会では、一般質問の冒頭に質問通告書を読み上げるように規定されています。その読み上げだけで数分間費やしてしまうため、議員に与えられた30分という短い時間の中で実質的な議論の時間が少なくなってしまうという問題が生起しています(議会によっては質問時間を、質問と答弁合計で60分としているところもありますが、利府町では議員の質問時間だけで30分としています)。実りある議論とするため、読み上げを止めるか、その時間を30分の枠外にすべきと具申しました。
③非常勤の特別職である議員の報酬の改定の在り方 去る12月定例会で常勤特別職(町長、副町長、教育長)の報酬が、特別職報酬等審議会の答申を経て、人事院勧告に準拠した形で改定されました。例えば町長の月額報酬は約8万円も上方改定されました。しかし非常勤特別職である議員報酬は据え置かれました。担当する総務課長は、一応議会事務局に「議員報酬の改定も審議会に諮問するか?」尋ねたところ、議会事務局から「現在、議会活性化特別委員会で改定にむけて作業中」とのことで、今回は諮問を見送ったとのことでした。私は、常勤と非常勤の違いはあっても、物価高に苦しんでいるのは同じであり、若い方が議員専業でも家族を養っていけるように、毎年行われている審議会への諮問は常勤と同様にすべきと考えます。議長・副議長も同じ問題認識をお持ちのようでしたので、検討作業が進むことを期待したいと思います。勿論、一部の議員は議会中に居眠りしたり、議員としての任期中に一度も一般質問に立たない者もいることから、議員報酬の上方改定について住民の理解が得られないとする考えも時折耳にします。しかし、議員の取り組み姿勢と報酬改定は本来別次元のものであり、不埒な議員がいれば議長が指導すべきですし、そもそも住民がそのような議員を当選させるべきではありません。
④議会での水分補給は水だけでなくお茶も認めるべき 大変些末なことですが、利府町議会では議場における水分補給を水だけに限定して認めています。しかし、以前、何故水だけなのか?何故お茶はダメなのか?と尋ねても、明確な答えは返ってきませんでした。昨年末に議長が交代し、雰囲気が良くなったので、改めて検討をお願いした次第です。


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