衆院選は27日に公示となり短期間での選挙戦が次第に熱くなってきました。自民党と日本維新の会の与党が総定数(465)の過半数となる233議席を獲得できるかどうかが焦点となっています。
高市首相は、「与党で過半数を獲得に自分の進退を賭ける!」とまで言われ、前回衆院選での惨敗以降、少数与党として国会運営に苦しんだ経験から議席の積み増しを狙っています。
過半数 233 ⇒高市首相が自分の進退を賭ける
高市首相は26日の日本記者クラブでの党首討論会で「いまのように1人や2人が欠席したら大事な法案も可決されないのは非常に不安定だ」と述べ、「与党で過半数」の目標達成が不可欠だとの考えを強調しました。
過半数233議席に対し、与党の解散時勢力は自民196、維新34の計230で、3議席不足。衆院の自民会派には、昨年11月に3人の無所属議員が入り、ようやく過半数を回復したものの、国会審議は綱渡りの状態が続いていました。古屋圭司選挙対策委員長は「単独で過半数を目指す」と首相が言及した以上の目標に言及しましたが、これには自民のみで37議席も積み増さなければなりません。
安定多数 243 ⇒委員長ポストを独占
過半数を上回る指標としては、衆院に設置された17の全常任委員会で委員の半数を確保した上で、委員長ポストを独占できる「安定多数」(243議席)があります。
通常国会冒頭での解散により政府の新年度当初予算案は提出が見送られたため、選挙後の特別国会で予算審議が待ち受けています。年度内成立は困難で、政府・与党は4月からの大型連休前後の成立を目指しているようですが、論戦の舞台となる予算委員会の委員長ポストは野党に握られており、今回、与党の議席が安定多数に達すれば、同ポストの奪還も視野に入ります。
絶対安定多数 261 ⇒委員数でも過半数
安定多数を上回る指標としては、委員数でも過半数を確保できる「絶対安定多数」(261議席)があります。直近では、岸田内閣で迎えた2021年衆院選で自民が単独で達成しました。
さらに、衆院の総定数の3分の2に当たる310議席は、参院が否決した法案について、衆院で再可決することができる勢力です。憲法改正の発議に必要な議席数でもあります。ただ、2017年衆院選で、当時の自民・公明の与党(安倍政権)が獲得したのが最後でした。
まとめ ⇒私が望ましいと考える政治状況
私は高市政権を応援しています。また私の住む宮城4区で立候補している「もりした千里」氏を応援しています。今夜7時から塩釜医師会等が主催する「もりした千里総決起集会」に妻とともに参加する予定です。その一方で参政党や日本保守党も応援しています。
高市首相には、ご本人が目標とする「与党で過半数」は必ず達成して頂きたいと思う一方で、絶対安定多数といった状況は望みません。そうなると必ず自民党の驕りが出てくるからです。これは過去の経験から明らかです。野党と真摯に協議しなければならないような微妙な状況、「与党で過半数(233)」以上「安定多数(243)」未満ぐらいが丁度良いと考えます。自民党議員の多くは親中・媚中派です。ハニトラやマネトラに引っ掛かった議員が多いのです(勿論野党にもそんな奴が沢山います)。高市さんのような国士は少ないのです。そんな議員連中が高市人気にあやかって当選した場合、「高市さんのお陰で当選できた」と一瞬だけ思うものの、すぐさま親中・媚中・財務省寄りの本領発揮です。
おそらく高市人気で自民党はそれなりに議席を得て、高市首相の政権基盤は現状よりはるかに安定するでしょう。しかし、私は自民党に白紙委任したくないのです。
参考までに、私と同じ意見である空自OBの田母神氏のXでのポストを紹介します。
「2012年から2024年まで自民党は衆議院で絶対安定多数261議席以上を維持していた。この間安倍総理も約8年間に亘り政権を担っていた。しかし緊縮財政、増税路線は続き、外国人増加の問題なども解決されず、日本国民の貧困化は続いた。これが改善の動きが出てきたのは、2024年の石破総理の衆議院選で自民党が少数与党に転落したからだと思う。消費税の減税、178万円の壁、外国人の総数制限などは自民党が絶対安定多数を持っていては出来なかった。今回の選挙で国民民主党、参政党、日本保守党などの躍進を望む。」

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