9月定例会近づく AIの活用、中学部活地域移行

議員活動

 来週9月2日から約10日間の会期で利府町議会9月定例会が開催されます。初日の2日に一般質問があり、例のよって、私はトップバッターで町政を質します。これまで、主に高齢者福祉や公共交通等の問題を質問してきましたが、今回は若者に関わる質問で、「AIの活用促進」「中学校の部活動の地域移行」の問題を取り上げます。その一般質問通告書の内容を事前公開します。

生成AIの活用促進と基本ルールを定めた「ガイドライン」の普及徹底について

 ChatGPT等に代表される生成AIは、文書作成やデータ整理など行政業務の効率化に資する一方で、情報漏洩、誤情報の生成、公的判断の責任所在の曖昧化など、リスクも存在します。そうしたリスクを軽減するため、多くの自治体では生成AI活用に関するガイドラインを策定し、職員の適切な利用を促しているところです。利府町においても生成AIの活用を図るとともに活用ルールや注意事項等を定めたガイドラインを制定していると承知していますが、その詳細について伺います。

(1)町職員の生成AIの活用状況及びガイドラインの制定とその普及徹底の現状(要領・対象・頻度等)について伺う。

(2)プロンプト作成等に関する職員の研修機会の設定や優れたプロンプト共有化方策等を含め、更なる生成AI活用促進のための具体的な計画を策定してはどうか。

中学校の部活動の地域移行について

 文部科学省(スポーツ庁、文化庁)は、部活動の顧問となっている教員の負担軽減の必要性、少子化等を背景に、令和5年度より段階的に中学校の部活動の地域移行(当面は休日の部活動の地域移行)を進めるよう通知しており、利府町においても「地域移行計画」の作成等、逐次準備を進めつつあると承知している。

(1)文部科学省の指針に基づき、本町では中学校の部活動の地域移行にどのように取り組んでいるか。

(2)地域移行にあたり、指導者の確保や増えると見込まれる保護者の経済的負担への対策はどのように考えているのか。

(3)部活動の地域移行が進む中で、「部活動の教育的意義」が損なわれるのではないかという懸念がある。そもそも部活動は教師が指導者となり、生徒と日常の授業とは異なる関係性を築ける貴重な場であり、規律・協調性・忍耐力などを実践的に学ぶ場でもあると考える。顧問の教員にとっては所定労働時間外の活動であるが、学校教育の一環として生徒の社会性を育成する場でもある。この「部活動の教育的意義」を保持するための具体的な方針や制度設計についてどのように考えているか?

(4)地域移行は各自治体の特性に合わせて、そのあり方及び要領等を決定すべきと考える。必ずしも部外の指導者に委ねることが最善とは言えない。利府町はそれほど極端な少子化でもないし、また顧問教員の負担軽減のためであれば、サブ的な複数の顧問を指定し特定の顧問教員に負担が集中しないようにするといったあり方も考えられる。むしろその方が部活動の教育的意義も保持されるし、保護者の経済的負担も現状程度に維持される。是非、利府町の特性を踏まえた「部活動地域移行-利府町モデル」を検討して頂きたい。この点に関し当局の考え方を伺う。

 (3)の質問は、私的には特に重視しているものです。ややもすると、地域移行は教員の負担軽減のために部外者・部外団体に丸投げといったやり方になりがちですが、「部活動の教育的意義」を如何に担保するかという観点は忘れてはいけないことだと思うからです。

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