最近、町民の方、特に高齢者世帯の方から、様々な犯罪が多発していることに対する不安の声が聴かれます。
不安の原因となっている犯罪は大きく3つあるかと思います。①闇バイトに応募した若者による強盗、②屋根の補修、壁の塗装、水回りの不具合等の飛び込み営業を騙る詐欺、③いわゆるオレオレ詐欺に代表される特殊詐欺。
これらの犯罪の中で、②については、その手口を知り、毅然として断る、直ぐに契約しないで家族に相談する等の対応で被害防止が可能と思われます。また③も「迷惑電話防止装置(自動通話録音装置)」や電話機を常時「留守番電話モード」に設定する、或いは日頃から家族・親族間の交流を図り近況を伝えあう等の対応でかなり防止できるかと思います。更に、最近は手口が巧妙化しているので、警察等からの「お知らせ(最近の手口紹介と注意喚起)」に留意することも被害軽減のために大切です。
やはり、最も心配なのは①闇バイトに応募した若者による強盗です。自民党の前経済安全保障担当大臣であった高市早苗さんが「治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会」を立ち上げ、首相に対策を提言しています。中身は幾つかありますが、①警察官による潜入捜査、②闇バイトに応じたために免許証などを黒幕に握られ、命ぜられた強盗行為をしないと家族にばらす、危害を加えると脅され、犯罪に手を染めようとしている若者向けの相談窓口を警察に設ける、③SNSのプロバイダーに闇バイト募集の記事投稿を削除させる、といった対策があるようです。
しかし、これらは国レベル、警察庁レベルの対策であり、県や市町村レベルでも何らかの具体的な対策を講じる必要があるでしょう。確実な犯罪防止には繋がらないまでも、少なくとも不安の解消に役立つ対策として、①厳重な戸締りの確行、②玄関に大家族が住んでいるかのように偽装した表札(家族名等を記載)、③防犯カメラの設置(ダミーでも可)、④光センサー付き照明の設置、⑤侵入者があった場合に作動する防犯システムの設置(ただし高価なのが難点)、⑥家の中にバット、ゴルフクラブ、唐辛子スプレー等を準備、⑦日頃から近所付き合いし相互に関心を持ち合う、といったものが考えられます。多少なりともお金が掛かる場合がありますが、できる範囲で実施したらよいと思います。
特に高齢者世帯の方は日々不安を募られておられると思います。しかし、不安に感じるだけで何も対策を取らないと不安の解消にはなりません。まずは自助努力ですが、利府町としてどのような対策を取りつつあるのか、取ろうとしているのか、近く議会で質してみようと思います。少なくとも、町当局には単なる注意喚起だけでなく、①~⑦の対策の例示や一部の助成といった対応を求めたいと思います。
写真は、猪苗代湖の白鳥


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