スポーツ流鏑馬・・結局は観光イベント

議員活動

 昨日、イオン南館駐車場で利府ラリーの開会式が行われ、場所を移して中央公園サッカー場でスポーツ流鏑馬が開催されました。私は議員として参加しましたが、天気も良かったので昨年よりも多くの方が観覧していました。

 町当局は、ラリーと流鏑馬を観光イベントでなく、「スポーツ(見るスポーツ)」として位置付けていますが、実際に見た限りでは観光イベント、賑わいつくりのためのイベントだと思いました。

 この3月に町当局は、スポーツ流鏑馬を含めたスポーツの推進を図るため、「スポーツ推進課」を新設するとともに「スポーツ推進計画」を策定しました。それまでスポーツ関連は、いわゆる健康増進・体力増進等のための「体育」として位置付けられ、教育委員会で所掌していました。児童・生徒が行う学校体育も、生涯学習として大人が行うスポーツ・健康つくりも教育委員会の所掌でした。しかし、国のスポーツ基本計画に「スポーツによる賑わいつくり」という項目が入ったことから、かねて町長肝いりで進めていたラリーや流鏑馬を「見るスポーツ」(観戦するスポーツ)として位置付けるようになりました。そして、所掌担当として町長のお膝元である企画部に「スポーツ推進課」を新設するとともに、ラリーや流鏑馬を重要な柱として位置付けた「スポーツ推進計画」を策定(「計画」の4つの基本目標のうち、2つが流鏑馬とラリー関連)したのです。

 しかし、流鏑馬を何度見ても、また町長が「これは見るスポーツであり、新たなスポーツ文化の創造なのだ」と強弁しても、単なる観光イベントとしか考えられず、それなら最初から無理にスポーツとして位置付けず、観光イベントとして商工観光課の職員を増員して担当させれば良かったのではないかと考えます。スポーツ推進計画も、町民の健康増進・体力増進等のためのスポーツを中心として策定し、引き続き教育委員会に担当させれば良かったと考えています。新設のスポーツ推進課に貴重な人材を割くのでなく、商工観光課と教育委員会の陣容を充実させれば良かったのです。

 最近話題になっている問題として、中学校・高校の部活指導を学校教師から地元団体等に移行する問題(教師の働き方改革の一環として部活指導の負担軽減を図ろうとするもの)があります。これについても、教育委員会がスポーツ全般の推進を所掌し、その中で部活指導の地元移行を担当した方が親和性があるように思えるのです。百歩譲って、総合的なスポーツ推進のために「スポーツ推進課」を設けたとしても(他の市町でも「スポーツ推進課」を設けている例が多数あり)、流鏑馬やラリーは商工観光課の所掌とする方が妥当だと思えるのです。

 熊谷町長の政策は積極的・創造的で私は大変高く評価していますが、流鏑馬を「スポーツによる賑わいつくり」として「スポーツ推進計画」に入れ込み、単なる観光イベントである流鏑馬をスポーツであると強弁していることには疑問を感じています。町の活性化、賑わいつくりのために、流鏑馬やラリーをすることに反対するものではありませんが、最初から素直に観光イベントとして実施すれば良かったのではないかと考えます。

 この3月にこの件は議会の一般質問でも取り上げました。 

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