諸事雑感 衆院選自民党大敗

諸事雑感

 昨日の衆議院選挙の結果、与党が過半数割れとなり、政局は混迷を深めつつあります。今回の大敗、特に自民党の歴史的敗北の理由はいろいろとあるのですが、私は特に2つ指摘したいと思います。

 1つは、石破さんへの不信感。長らく自民党内野党だった石破さんは、政府及び党主流派の政策に対して、率直に正論めいた発言を繰り返していました。この評論家のような発言の数々は、政府に公然と物申すように国民に受け取られ、それが人気の一因となっていました。しかし、責任ある総理・総裁になったとたん、現実の政権運営の難しさを知り、近くにいる重鎮の言葉に従わざるを得ず、それがブレたという印象を強くし不信感を招きました。

 2つ目は、マスゴミの「裏金問題」という収支報告書不記載問題に、火に油を注ぐかのように、自ら政治争点化してしまいオウンゴールとなったこと。マスゴミと野党の追及に対し、「不記載問題は昨年秋から党内で議論し、岸田政権下で既に処分が下され、議員によっては離党という大きなハンデを負うことになりました。したがって、処分された議員を非公認にするといった2重処分となるようなことは一切しません。処分は決着しています。」と堂々と突っ張れば良かったものを、当初は全員公認だったものを忽ち修正して被処分議員を非公認とし、更にその非公認対象も何度か修正され、かつ不公平なものにしてしまいました。こうしたマスゴミに迎合した「不記載問題と非公認問題の結び付け」が、あたかも争点であるかのように報道され、また党内でも怨念が渦巻く結果となりました。

 選挙の結果は出てしまったので致し方ありませんが、今後多数派を形成するために、金とポストを取引材料にして駆け引きが行われると思います。まずは非公認の元自民当選者の引き込みがあるでしょう。次いで国民民主党を与党に入れのが最も望ましいと考えますが、玉木さんはいち早く、政策上の部分連携はありうるものの連立はしないと与党化を否定してしまいました。勿論、どこまで本音か分かりません。最も恐れる事態は、石破さんのような自民党左派と立憲は、政策や政治的考え方が近いので、いわゆる大連立となり立憲自由党というような政権が誕生することです。まさに悪夢の再来です。

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