私は毎年春に一年間の議会活動の総括として、私自身の「活動報告」を作成し各戸にポスティングしています。その原稿がようやく仕上がりました。後は印刷業者とのレイアウト等の調整だけです。
- ご挨拶
- 令和7年6月定例会 一般質問『①高齢者や妊産婦の方のためにバス停のベンチ整備を!!』
- 令和7年6月定例会 一般質問『②救急車の増車を!!』
- 令和7年9月定例会 一般質問『①生成AIの活用促進と基本ルールを定めたガイドラインの普及徹底を!』
- 令和7年9月定例会 一般質問『②中学校の部活動の地域移行の進捗状況は?』中学生の親御さん必見!!
- 令和7年12月定例会 一般質問『①「志教育」の見直しを!』
- 令和7年12月定例会 一般質問『②子どもの生成AI活用の制限と許容について』小中学生の親御さん必見!!
- 令和8年3月定例会 トピックス:
- 令和8年3月定例会一般質問『①各種審議会の開催予定等の周知、審議結果と関連資料等の公開を!!』
- 令和8年3月定例会一般質問『②町内会の募金集め―違憲状態の是正と見直しを!!』
- その他の議員活動成果『消防団員の防火パトロール手当支給なる!』
- その他の議員活動成果『町民に方から寄せられたご要望への対応』
ご挨拶
お陰様で町議会議員としての活動も3年近くになりました。私が議員として最初に決意したことは、「町民の皆様の声を町当局に届けることや議案審議で積極的に質疑することだけでなく、全ての議会(定例会)において必ず一般質問に立つ」ということでした。その初志を貫徹し、これまで一般質問は皆勤賞です!
一般質問は「議員の義務」だという思いもあり、周到な準備が必要で結構大変ですが、これからも町が抱える様々な課題を解決するため一般質問により町政を質(ただ)してまいります。私のホームページには、更に分かり易く詳細に議員活動を掲載しております。また「議会活動報告2024春号」、「同2025春号」等のバックナンバーも収載しております。是非一度訪問してみてください。また堅苦しい議会活動だけでなく、徒然草のように日々感じたことも綴っております。
令和7年6月定例会 一般質問『①高齢者や妊産婦の方のためにバス停のベンチ整備を!!』
〇質問した理由:高齢者、身体に障害のある方、妊産婦の方は、立ったまま長時間バスを待つことは大変です。もっと多くのバス停にベンチ整備が必要と考えました。
〇質問前にやったこと:ベンチ整備の現状を把握をしました。5月のG・Wに妻に手伝ってもらい、まる2日掛けて町内の宮交バスと町民バスの全路線、全バス停のベンチ設置状況を調査しました。それを写真付きでデータにまとめ町民生活部に提供しました。
〇質問と答弁: 質問①:ベンチ整備の現状及び当面の整備計画は? 答弁①:令和3年度に9箇所整備する計画を立て、既に7箇所を新設・更新整備済み。
質問②:公共交通充実の一環としてバス停のベンチ整備も逐次進めるべきでは。 答弁②:総合計画や地域公共交通計画に基づき、待合環境の充実に努める。
質問③:利用客数や駅等に行く上り路線に限定し、かつ既存整備箇所を除くと整備所要は約50箇所。これを整備する計画を策定しては。 答弁③:今年度改めて現地調査し。設置基準を緩和する方向で見直し、整備計画を作成する。 その際に浅川議員から提供頂いた調査データも活用する。
〇質問の成果等: ①令和7年度予算で、「しらかし台4丁目」と「県営サッカー場前」の2か所に整備 ②答弁の通り、町当局は改めて整備計画を作成。調査結果に基づき整備所要数は全30か所。令和8年度予算で「部長裁量予算」として3か所分を確保済み。(年に3か所だと10年掛かりますが、先ずは前進した!と思います。)
令和7年6月定例会 一般質問『②救急車の増車を!!』
〇質問した理由: 町は塩釜市等2市3町による広域消防組合を構成し、、利府消防署に救急車を1台配置しています。しかし1台だけなので、救急要請が重なった場合には他の消防署に応援を求めざるを得ず、救急車運用は大変厳しい状態です。このため、命に係わる救急事態に迅速に対応するため、また人口増加も見込まれることから救急車の増車が必要と考えました。
〇救急態勢の現状: 消防組合2市3町の令和6年の救急件数は、塩釜市3533件、多賀城市3142件、松島町1077件、七ヶ浜町902件、利府町1845件。国の「消防力の整備指針」では広域消防組合合計で何台と定められていますが、それを市に2台、町に1台配分しています。(R8年度から多賀城消防署の2台のうち1台を塩釜消防本部に配置して昼間の救急需要に対応させる予定)
このため、救急車1台当りの救急件数を見てみると、単純計算で、塩釜市1767件 多賀城市1571件 松島町1077件 七ヶ浜町902件 利府町1845件となり、利府町消防署の救急車の運用は多賀城市、塩釜市よりも厳しいことが分かります。また人口比でみた場合でも、利府町の人口は松島町の約3倍、七ヶ浜町の約2倍ですが、同じ救急車数(1台)ですので利府消防署の救急車運用は大変厳しい状態といえます。
〇質問と答弁: 質問①:利府町では、高齢化の進捗や人口増加予想で救急車運用は今後益々厳しくなると思われる。消防組合に要請・連携して早急に救急車の増車を図るべきでは。 答弁①:利府消防署保有の1台と他市町消防署保有の救急車による応援で対応可能。
質問②:他市町からの応援という運用上の対応では迅速性に問題があり、助かる命が助からない場合もある。人口に比例した救急車の数的整備は必要ではないか。救急車は高額であり増車も簡単ではないが、利府町には陸上自衛隊の「利府射撃場」があるので、防衛省の「周辺整備場事業」の適用を受けて国の助成が得られる可能性がある。承知しているか。 答弁②:当該射場は周辺整備事業の適用対象でない聞いている。 (私は消防組合議員でもありますが、組合議会では救急車の増車だけでなく、救急救命士等の人的態勢の充実についても質問しました。)
〇質問の成果等 ①当初の答弁は「現場到着時間は全国平均よりも速いので、直ちに生死にかかわるような差し迫った状況にはない」と楽観的でした。質問時間の制限もあり質問終了後になりましたが、私が利府救急隊の病院収容時間のデータを全国平均や塩釜消防組合全体の平均と比較し提示したところ、漸く厳しい運用状況にあることを理解してくれたようです。 肝心なのは病院収容時間です。現状で全国平均よりも2分以上遅い病院収容時間は、「問題ない」では済まされません。
| 救急隊現場到着時間及び病院収容時間(令和6年) | |||||
| 全国平均 | 組合(2市3町)平均 | 利府町平均 | |||
| 利府救急隊平均 | 他消防署からの応援救急隊平均 | ||||
| 救急出動件数 | 10505 | 1845 | 1222 | 623 | |
| 平均現場到着時間 | 10.0m | 8m47s | 9m03s | 6m54s | 13m17s |
| 全国平均との差 | -57s | -3m04s | +3m17s | ||
| 組合平均との差 | +16s | -1m53s | +4m40s | ||
| 平均病院収容時間 | 45m36s | 47m32s | 47m46s | 45m35s | 51m58s |
| 全国平均との差 | +2m10s | -01s | +11m22s | ||
| 組合平均との差 | - 14s | -01m58s | +4m26s | ||
| 摘 要 | m:分、s:秒 | ||||
②「利府射撃場」に関連した防衛省の「周辺整備場事業(国の助成)」について、「当該射場は周辺整備事業の適用対象でない」との否定的な答弁でした。しかし私自身で防衛省東北防衛局に直接相談したところ、「事業適用申請をすれば承認される可能性は十分にある」との回答でした。東北防衛局の前向きな回答内容を町長・副町長・総務部長及び危機対策課長に報告したところ、後日担当課長は東北防衛局に相談に伺ったそうです。
令和7年9月定例会 一般質問『①生成AIの活用促進と基本ルールを定めたガイドラインの普及徹底を!』
〇質問した理由: 役場の行政事務においても生成AIを積極的に活用し業務の効率化に活かすべきと考えました。ただし生成AIも万能ではなくリスクもあるので、活用上のルール(ガイドライン)を適切に定めた上で活用すべきと考えました。
〇質問と答弁: 質問:更なる生成AI活用促進のための計画策定しては如何か? 答弁:来月に外部講師による研修を予定。生成AI活用促進のため今年度中に改定する「利府町DX(デジタルトランスフォーメイション)推進計画」に盛り込む
〇質問の成果等: 大変前向きな答弁でしたので、今後の活用促進状況を見守ります。
令和7年9月定例会 一般質問『②中学校の部活動の地域移行の進捗状況は?』中学生の親御さん必見!!
〇質問した理由: 現在、中学校の部活動(体育系・文化系)は顧問教師の負担軽減等を目的として、文科省の指針に基づき地域のスポーツクラブ等に移行しようとしています。先ずは土日の活動を移行し、やがて平日の活動もすべて地域の団体や指導者にお願いすることになります。しかし、①指導者(団体、個人)の確保の可能性、②教育的意義が担保されるかという問題、③保護者の経済的負担の増加(指導者への謝金や傷害保険料等)、④安全管理など解決すべき事項が沢山あります。したがってしっかりと制度設計し計画に落とし込み、関係者の責任区分を明確にしなければなりません。
そうした状況で私は、教育委員会及び教育部が担当している「部活動地域移行計画」の作成が大幅に遅れていることが気になっていました。地域移行検討委員会発足時に当局が提示したスケジュールでは、昨年1月に骨子をまとめ、3月に素案を作成するとしていましたが、9月時点では骨子すら明らかになっていません。(今年3月の時点でも計画はありません。)
〇質問の成果等: 「計画」作成のスケジュールも曖昧で、今後の成り行きが心配になる答弁でした。
令和7年12月定例会 一般質問『①「志教育」の見直しを!』
〇質問した理由: 「利府町の志教育」にはブラザーシップ等5つの〇〇シップ(注)が記述されていますが、これらは全て造語であり辞書にもなく、私には理解できません。例えば「スクールシップ」とは「中学校区単位で小中連携して学力向上を図る」といった概念のようなのですが、説明がないと理解できません。「志教育」は大切なことなので、造語の使用を止め平易な言葉を使った再体系化を求めました。 (注):ブラザーシップ、スクールシップ、キャリアシップ、コミュニティシップ、チャイルドシップ
〇質問の成果等: 残念ながら、前向きな答弁は頂けませんでした。辞書にもない抽象的表現の〇〇シップという用語使用は、大切な「志教育」の子どもたちへの浸透を阻害し、一部関係者だけの理解に留まっているように思います。令和8年4月から新教育長が着任しますが、大切な「志教育」を用語の使用を含めて見直し、令和の時代に相応しい「志教育」の再体系化を図って頂きたいと思います。
令和7年12月定例会 一般質問『②子どもの生成AI活用の制限と許容について』小中学生の親御さん必見!!
〇質問した理由: 他県の例ですが、小学生が作文や読書感想文の宿題にAIを活用し、子どもが書いたとは思えない洗練され脈絡の整ったものが提出されてくるとのこと。子どもの思考力発達を阻害しかねないAIの活用をどの程度制限し、逆に言えばどこまで許容するのか、その制限や許容にあたっては具体的にどうするのか、教育関係者に考えて頂きたいと考えました。
〇質問と答弁: 質問:生成AIの活用は諸刃の刃である。その活用をはかりつつも、子どもの思考力発達の観点から活用制限や許容は具体的にどう考えているか。 答弁:適正利用について文科省のガイドラインを参考に、本町の規定を整理する。
〇質問の成果等: ある程度、関係者の理解は深まったと考えます。既に生成AIを積極的に活用している子もいるでしょう。しかし、親御さんが学校任せにせずご家庭で適切に指導しないと、自分の頭で考えることができない子どもになってしまいます。実際に私が「僕は小学校2年生です。「フランダースの犬」の読書感想文を書きたいのですが、参考として一例を示して下さい」とAIに指示したところ、大変素晴らしい、コンクールで1等賞がとれるような感想文を提示してくれました。実際に本を読まなくても感想文が書けてしまいます。親御さんには、このリスクをご理解頂きたいのです。
令和8年3月定例会 トピックス:
令和8年度の一般会計予算の特色は、①町長の3期目再選に伴い町政の責任者としての町長の思いが反映された予算案であったこと、②町長の発案で「部長裁量予算」という枠組みが新設されたことです。予算枠は各部200万円と決して多くはありませんが、①一般的な予算要求と異なり、部長が要求すれば特段の査定なく要求が通るということ(但し、町長の確認及び決済はある)、②部長のイニシアティブ及び各部職員の企画力が振起される仕組みであることです。ちなみに町民生活部の「部長裁量予算」の中には、以前私が一般質問した「高齢者や妊婦さんのためのバス停ベンチ整備」も盛り込まれていましたので、私は心の中で「町民生活部、Goodjob!」と叫びました。
令和8年3月定例会一般質問『①各種審議会の開催予定等の周知、審議結果と関連資料等の公開を!!』
〇質問した理由: 町は「情報公開条例」を定め、また「附属機関等(=審議会等)の会議の公開指針」を定め、開催時期等の事前周知や会議録等の閲覧要領等を定めています。しかし実際には、十分な周知がなされておらず、その結果、町民の関心も低迷状態で傍聴者はほぼ皆無。また会議後の会議録や関連資料を閲覧に供する態勢整備も改善の余地があります。
町の現状は、当に「仏作って魂入れず」の状態で、「条例」や「指針」を定めているものの、それを受けた具体的な公開態勢が不十分です。直ちに改善し、町長の再選第3期目に相応しい開かれた行政運営を行うべきと考えました。
〇質問の成果等: ①この一般質問を契機に現状が速やかに是正され、より開かれた行政運営がなされること、町民の方々に各種審議会等の議論の内容に関心をもって頂き、町民監視の下、より緊張感のある行政運営がなされることを願っています。
②私は具体的な提案として、審議会等開催年間予定一覧を作成しHPに掲載、随時更新するよう求めました。先進自治体では、総務課が仕切って審議会等開催予定一覧を作成し、それをHPに掲載しています。また傍聴者には配布可能な会議資料を配布し(議会傍聴者への配布資料と同様)、傍聴できなかった方のために、総務課が各部課に、審議会等終了後には会議資料・議事録等を提出させ、総務課でワンストップで閲覧できるようにしています。
令和8年3月定例会一般質問『②町内会の募金集め―違憲状態の是正と見直しを!!』
〇質問した理由: 町内会の募金は、6つの町内会で「戸別集金」、20の町内会で「町内会費上乗せ一括集金」となっています。後者は2008年に最高裁で違憲とされましたので、私は違憲状態の是正指導を求めるとともに、町内会が介在する組織的な募金活動を見直す時期にあると考え、「戸別集金」も含めた町内会募金の見直しを求めました。
昨年9月の定例会でも町内会における募金問題を質問しました。それは、赤い羽根等の各種募金は、基本的に任意といいながら、集金に当たる班長に求められると、ご近所と足並みを揃えなければならないという心理的圧迫が働き、実質的には強制のようになっているという問題認識があったからです。
〇質問と答弁: 質問①:町内会費上乗せ要領は2008年4月に最高裁までいった裁判で違憲とされている。また社会福祉法第116条違反でもある。当局は承知しているか。 答弁①:承知している。
質問②:多くの町内会の募金集めが違憲状態と承知しながら、当局は「募金要領は各行政区の裁量」として放置するのか?その場合、町当局が違憲活動に加担していることにもなる。関係する行政区長(町内会長)に最高裁判決の内容等、情報提供して是正を求めるべきではないか。 答弁②:町内会は任意団体であるので介入・指導は難しい。
→私はこの答弁に一瞬唖然としました。任意団体の町内会への指導が難しかろうが違憲状態は是正しなければならないからです。先ずは関係町内会に違憲状態にあることを情報提供し是正をお願いすることを提案しました。ましてや、基本的に町内会長は行政区長(みなし公務員)でもあるので、行政区長に対する指導はできるのです。
〇質問の成果等: ①違憲状態を承知しながら、当局は「募金要領は各行政区の裁量」として放置してきましたが、議会と言う公の場で指摘された以上、速やかに違憲状態の是正を図らなければなりません。今後の動きを見守ります。
②町内会の実質的に強制的な募金集めは、全国的に問題となっています。赤い羽根共同募金会や赤十字等それぞれの募金主体のHPにはクレジットカード払い等を含めた多様な募金要領が示されているので、昔からの町内会の組織力に依存した募金要領でなくとも、募金集めは十分に可能と考えます。コンビニ募金のように役場の窓口に募金箱を置くのも一案です。例えば福岡県うきは市では募金問題を真剣に捉え、まず緑の募金について市から町内会への協力依頼を止め、市役所窓口で募金を受け付けるようにしました。
その他の議員活動成果『消防団員の防火パトロール手当支給なる!』
利府町の消防団員には、春・秋の火災予防週間や年末警戒時の消防車を運行した防火パトロールに手当が支給されていませんでした。支給されていたのは交通費名目の400円だけ。近隣市町では同じ活動に対し、かねてから手当(3500~3600円/回)が支給されていましたが、利府町だけが「防火パトロールは広報活動の一環だ」として不支給でした。それを私は問題視して昨年3月に一般質問したのですが、その時は否定的な答弁でした。しかし漸く町当局も近隣市町とのバランスを考慮し、昨年秋から他市町並みの手当を支給することになりました。
その他の議員活動成果『町民に方から寄せられたご要望への対応』
①西中学校南側の道路の白線の塗り直し: 現地にお住いの行政区長さんから、西中南側(種捨川沿い)の道路の白線が消えて久しく安全管理上問題との相談を受けました。直ちに施設管理課、危機対策課にお願いし対応して頂きました。
②青山4丁目北側斜面の土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)に係る陳情への対応: これは現地にお住いの方々から、昨年12月に議会に陳情として緊急対策を求められたものですが、議会としての対応がなかったため、議員個人で施設管理課、危機対策課と調整しました。その結果、「①北側斜面の排水機能回復のため排水路の堀上げと清掃の実施」、「②県にレッドゾーン地域の再測量を依頼(今年6月頃実施予定)」となりました。
③青葉台2丁目通学路の安全処置: 現地にお住いの行政区長さんから、「朝夕の交通混雑時に一部の車が信号機渋滞を避けるため、通学路・生活道路を近道として抜けていくので危険極まりない」という相談を受けて、徐行を促す新たな看板を危機対策課で設置して頂きました。



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