修学旅行中の女子高生が死亡するという大変痛ましい事故が起きました。
3月16日午前10時頃、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設工事が行われている沖縄県名護市辺野古沖で、プレジャーボート2隻が相次いで転覆し乗っていた修学旅行中の同志社国際高校(京都府京田辺市)の2年生18人と乗組員3人の男女計21人が海に投げ出され、女子高校生1人と男性船長1人の計2人が死亡、別に多くの高校生らが負傷したとのことです。
同志社国際高のホームページによると、同校は平和教育に力を入れており、2年次に沖縄研修旅行を実施、今回の旅行目的は平和学習のためとのこと。また船を運航していたのは市民団体「ヘリ基地反対協議会」。当日の現場周辺は「波浪注意報」が出され、うねりを伴う高波が発生しやすい海象で波の高さは約3メートルの予報だったといいます。
私はこのニュースを聞いて、平和学習と言うもっともらしい美名の下で行われた反米、反基地闘争の現場で起きた痛ましい事故であり、言い換えれば、学校長又は特定の教師の偏向したイデオロギーを押し付けられて、あげくの果てに命を落としてしまった事故だと思いました。私には平和教育という表現が胡散臭いように感じられます。それはこれまで左翼活動家、日教組、高教組及び左翼政党が自分たちのイデオロギーを子供に教育(押し付ける)際に使ってきた用語だからです。
平和教育というのなら、わざわざ反基地闘争の現場に、反基地活動家の船で行かなくとも、沖縄を含む極東アジアの軍事バランスや南・東シナ海における中国の覇権主義的行動をしっかりと教えて、日本の防衛における秋縄の地政学的価値、何故沖縄に軍事基地が必要なのか、また普天間飛行場の代わりに何故辺野古に基地を造成する必要があるのかといったことを教えるべきだと考えます。多分(想像ですが)、実際の研修内容は、「既に沖縄には沢山の米軍基地があるのに、新たに基地を造成しようとしている。そのため、サンゴが・・、ジュゴンが・・」といった左翼政党や中共から資金提供を受けていると思われる活動家の主張に沿った内容だったのではと思います。
今回の、教師が特定のイデオロギーを子供に押し付けた結果生じた痛ましい事故を切っ掛けに2つのことを思い出しました。
1つは、平成10年頃(今から約30年前)、広島県世羅高校の2年生が修学旅行で韓国に行き、元慰安婦と言われる高齢女性の話を聞くとともに土下座を強要された事件、同じく世羅高校の韓国での修学旅行で、ソウル市内にある独立運動記念公園で生徒に謝罪文を朗読させるなど“謝罪行事”を数年間行っていた事件のことです。
世羅高校は、現在ある「国旗・国歌法」制定(1999年)の切っ掛けとなった、校長自殺事件のあった高校です。卒業式に国旗掲揚と国家斉唱を行うか否かで、広島高教組と部落解放同盟広島県連合会との連日の交渉の末に当時の校長が過労にて自殺した痛ましい事件です。ちなみに現在世羅高校は修学旅行先を台湾に変更しているようです。
もう1つは私の知り合いの娘さんが実際に体験した偏向教育のこと。
今から約20年前、当時しらかし台中学校3年生だった娘さんが期末テストで「へんな問題が出た!」というのでお父さんが尋ねてみると、なんと社会科(歴史)の問題で「伊藤博文を暗殺した韓国の英雄の名を記せ」という問題でした。
伊藤博文氏は日本の初代内閣総理大臣であり、1905年(明治38)から1909年(明治42)にかけて初代韓国統監を務めた偉人です(1000円札に肖像画が描かれています)。伊藤氏をハルピン駅で暗殺したのは安重根ですが、反日気運の激しい韓国にとっては英雄かもしれませんが、日本にとっては暗殺者・テロリスト、そして殺人罪という重大事犯の犯人です。それを、よりによって「韓国の英雄の名を記せ!」とは、どこの国の教師か?、どこの国の歴史教育か?と大変腹立たしく思いました。
教育は健全でなければなりません。日本の将来を担う子供たちに教師の特定のイデオロギーを押し付けることは絶対にしてはならないことです。教育は将来の健全な日本人を育てるために行っているのであり、反日活動家を養成するためではありません。学習指導要領に則り、歴史の事実のみを教えて、教師の評価を押し付けてはなりません。仮に評価を紹介する場合でも、公正に多様な評価・歴史解釈を示すべきです。
沖縄でお亡くなりになった女子高生のご冥福をお祈りします。


コメント
ウォーターマーク入りの画像を使用することは、その画像を作られたクリエイターの権利を侵害しております。
この記事以外でも多用されているようです。
本来、クリエイターにお金がはいるべきものを無償で無断で使用している状況です。
立場上、知らなかったでは済まされないことかと思います。
ご指摘ありがとうございました。「フリー素材」で検索して使用しましたが、ウォーターマーク入りの画像ということをご指摘いただいて知りました。
早速修正します。