大規模災害に備えた避難所開設準備は万端か?

議員活動

 8日午後11時15分ごろ、青森県東方沖を震源とする地震が発生し、同県八戸市で最大震度6強を観測しました。地震の規模を示すマグニチュードは7.5で、深さは54キロと推定され、津波警報や注意報が北海道太平洋沿岸中部、青森県太平洋沿岸、岩手県に発令されました。また気象庁は「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表しました。この注意報は、日本海溝・千島海溝付近でマグニチュード7.0以上の地震が起きた場合に、その後に発生する可能性がある大きな地震への警戒を呼びかけるもので、2022年の運用開始以降初めて発表したものです。

 この大地震を受けて、私の住んでいるしらかし台のある方から、「利府町でも大災害が発生した場合に避難所が開設されるが、どこに開設され、開設まで凡そどれぐらいの時間が掛かるのか?また避難所で使用する物品は、日頃からどのような物がどれぐらいの数量あるのか?特に暖房器具の有無はどうか?」というお問い合わせを頂きました。

 私自身もある程度の知識は持っていたので、即答することもできたのですが、正確な状況把握のため危機対策課長ほか担当職員と面談して確認して来ました。

 まず避難所ですが、具体的な場所は「地域防災計画」の資料編に記載があり、津波や地震・風水害で開設場所が異なります。ちなみに、しらかし台では、①小学校、②中学校、③集会所が指定避難所となっています。

 津波であれば、海に面した浜田・須賀地区に開設されます。今回も津波警報が発令されたので、その2か所に開設されました。夜中に津波警報が発令されましたが、避難所開設は約1時間後だったそうです。危機対策課職員の即応体制維持努力に感謝したいと思います。

 大規模な地震・風水害であれば、全町的な対応となり、先ず、町の中心部である役場の町民交流館、総合体育館、リフノス・文化センター等に開設されます。避難所要が大きいと判断された場合は、各小学校や集会所にも開設されます(*集会所の避難所は町内会が開設)。更に所要がある場合は、中学校にも開設されます。

 要は、所要に応じて開設されるもので、町の職員の数も限られているので、開設優先順位を、町中心部地域→各小学校&集会所→中学校という順序をつけている訳です。なお、開設時間は、これまでの実績から、平日・休日、昼間・夜間を問わず、概ね1時間で開設に着手(当該施設の鍵を開け受け入れを開始)できるとのこと。その後、各避難所予定施設に備蓄している食料・水・簡易ベッド・暖房器具等を運び入れ、避難所の機能を逐次整えていくことになります。

 備蓄物品も「地域防災計画」の資料編に細部記載があります。避難所生活に必要な、ありとあらゆる物が2~3日程度の所要を賄えるように準備されています。しかし、問題は暖房器具であり、小学校の体育館のような広い空間を短時間で暖められるようなジェットヒーター等は数が少なく、レンタル企業との間で協定を結び、突発的な所要に対応できるように準備中とのことでした。また、小・中学校の体育館(空調設備なし)だけでなく、各学校の空き教室(エアコン有り)が教育委員会との調整で使用可能であれば、活用させてもらう予定とのことでした。

 これまで記述したことは、どの市町村でも同様なことだと思いますので、この記事を読まれた方は、是非参考にして頂きたいと思います。

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