世の中、人手不足があらゆる業種で深刻化し、治安の悪化を心配する一般国民の感情に関係なく外国人労働者の大規模雇用が進んでいます。先日、ヤマト運輸がなんと500人のベトナム人ドライバーを育成した上で雇用すると発表しました。
外国人ドライバーの採用・育成プラットフォームを構築し、物流業界全体の輸送力強化に貢献
FPTジャパン(ベトナムの人材派遣会社?細部不明)とヤマト運輸は、社会的インフラとしての持続可能な物流の実現に向けて、特定技能制度を活用したベトナム人の大型トラックドライバーの採用・育成に関する協業に合意しました。
日本の大型トラックドライバーの平均年齢は、50.9歳と全産業と比べ6.8歳ほど高く、輸送力の強化のため、将来を見据えたトラックドライバーの育成が喫緊の課題となっています。一方で、ベトナムでは、海外での就労希望者が年々増加しており、優秀な若者の国際的な流動化が進んでいます。
ヤマト運輸における大型トラックドライバーの採用・育成プラットフォームの概要
①FPTグループが運営するベトナムの教育機関で特別クラスを開講、大型トラックドライバーの採用・育成を包括的に支援。 ②ヤマト運輸に入社後は、特定技能外国人が安心して日本で生活し働ける環境を整備。 ③毎年100名の採用を目指す。目標500人
今後の予定
– ベトナムで入学希望者を募集
・FPTグループの教育機関で特別クラスを新設
・2025年12月以降に入学希望者の募集を開始
– ベトナムで育成(半年間)
・2026年から特別クラスを開講
・日本語(N4レベル)や日本文化(基礎)、ヤマト運輸監修による安全学習(基礎)を受講
・自動車運送業分野特定技能1号評価試験を受験(日本留学後の場合もあり)
– 日本で育成(1年間)
・2026年中に留学生としてFPTの日本語学校に入学
・日本語(N3レベル)と日本文化(応用)、ヤマト運輸監修による安全学習(応用)を受講
・外国の運転免許証から日本の運転免許証への切り替え試験を受験、大型1種取得
– 特定技能外国人として日本で勤務開始(5年間)
・2027年にヤマト運輸に入社
・ヤマト運輸の社内運転免許取得後、拠点間輸送を担う大型トラックドライバーとして従事
・日常生活支援と運転技術向上などを支援し、安心して働ける環境を提供
外国人労働者の増加を前提とした政策を!
国民がいくら外国人に関わる不安を訴えようとも、このようにして企業ベースで外国人労働者の受け入れが進捗しています。ヤマト運輸の受け入れ事業は教育を約1年半かけて行うことがポイントですが、おそらく他の企業も追随するでしょう。たしかに運輸業界だけでなく、医療・介護の現場、中小の製造業は日本人から敬遠されがちなので、人手不足は非常に深刻です。不法な外国人を強制送還する等、秩序ある受入れができればよいのですが、日本がスウェーデンやイギリスのように警察さえも取り締まれなくなるような混乱した社会にならないことを祈るばかりです。


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