9月3日に北京の天安門広場で、抗日戦争勝利80周年記念軍事パレードが行われました。日本軍は、主に蒋介石の国民党軍と戦っていたので、抗日戦争勝利と共産党に言われても、「おたくら、国民党軍の陰に隠れて逃げ回っていたんじゃないの?」と反論したくなります。
それはさておき、パレードでは様々な新兵器が登場しました。先ずは新型のICBM(地下サイロから発射する大陸間弾道弾、移動式の大陸間弾道弾)、SLBM(潜水艦発射型の大陸間弾道弾)の登場。これで、アメリカ本土を十分狙えるぞ!と威嚇するとともに、「相互確証破壊戦略」の態勢が整っていることを誇示しました。更に戦略爆撃機に搭載可能な極超音速ミサイル(核弾頭搭載可能、迎撃困難)を披露し、アメリカが台湾有事の際に来援すれば、在日・在韓米軍基地やグアム基地のみならず虎の子の空母にも打ち込むぞ!と脅し、アメリカの台湾戦域への接近阻止能力を誇示しました。
更に中・露・北鮮(私はこれを「新悪の枢軸」と称したいと思います)の密接な関係をアピールし、台湾有事の際にはこの3カ国連携で、米・日・韓に対し多少面作戦を強いるぞ!、その態勢はできているぞ!と脅しました。実際に台湾有事となれば、中共軍は日本の沖縄を含む台湾戦域に戦力を集中するとともに、米軍の来援阻止のために多くの戦力を投入するでしょう。一方で、ロシアは北海道や津軽海峡確保のために北から侵攻し(渡海作戦は海上輸送力の確保等なかなか難しいので、少なくとも侵攻する態勢を見せつける)、北朝鮮は韓国に侵攻し、米・日・韓の戦力分散を企図するでしょう。
したがって台湾有事は、もはや現実的かつ重大な危機なのです。
肝心の台湾自身も頼清徳総統率いる与党民進党が、立法院(国会)で過半数割れしているので、必要な防衛力整備のための予算すら、多数を占める親中の国民党(日本と同じく、ハニトラ・マネトラに引っかかっている売国議員が多いのではないかと思います)に妨害されている状況です。計画した国産潜水艦の建造も、予算確保できず遅々として進みません。頼総統は、親中派の議員に対するリコールを求め、7月に26名の売国議員のリコールを、8月にも6名の売国議員のリコールを画策しましたが、残念ながら一人もリコールできませんでした。中共の工作が功を奏したのか、日本よりも遥かに中国の脅威を感じているはずの台湾国民でも無関心な人間が多いのか、リコールは失敗しました。その原因は定かではありませんが、結果として台湾自身の防衛態勢も不十分な状況に置かれてしまっています。
日本では、今でも自公政権が与党として権力の座に居座っておりますが、その公明党の元代表山口那津男と現代表の斉藤鉄夫の2名が、7月30日に中国大使館で開催された人民解放軍建軍98周年記念レセプションに出席するなど親中・媚中派の素顔を隠さなくなっています。台湾有事の際にはこうした親中派・媚中派の政治家が内部から足を引っ張るでしょう。
日本人は、マスゴミのお花畑報道に騙されず、真剣に東アジア地域、特に台湾周辺の情勢に関心を持ち、中共の脅威を認識して欲しいと思います。
画像は台北のシンボル、台北101ビル



コメント