山形県遊佐町ー少年町長、少年議会を研修

議員活動

 5月14日に山形県遊佐町の主権者教育ー少年町長、少年議会を研修してきました。この研修は、利府町議会の総務企画常任委員会の公的研修です。

 若者の政治への無関心、選挙における投票率低下が現在の一般的傾向です。その状況を打ち破るため、総務省と各地方自治体で、高校生等を対象とした主権者教育が推進されています。主権者教育というのは平たく言えば、選挙権が18歳に引き下げられたことを契機として、若者に政治に関心をもってもらう、主権者として選挙で投票したり、町づくりに参画したりすることの意義を理解してもらう、というものです。

 遊佐町では、選挙権の引き下げよりもずっと早い2003年から、少年町長少年議会議員を選挙で選び、議会活動を行い、政策を実現する喜びや手応えを感じてもらう、そうした主権者教育を始めました。切っ掛けは、町全体の過疎化、若者の大都市への流出により、未来の遊佐町を創る若者がいなくなるという危機感でした。そしてその当時の町長の強烈はリーダーシップにより始まり、今年で23年目になります。概要は以下の通りです。

1 事業のねらい                                       
(1)民主主義の実際を知り、社会のシステムを実感してもらう。              (2)中高生の意見を町政へ届ける、若者の視点からまちづくりを進める、若者にまちづくりへの関心を持ってもらう。                                    (3)若者の意見を正面から受けとめ、若者の町への考え方を大人も学び、若者も社会の一員として認めるという相互教育の場とする。                                

2 活動内容                                       
(1)遊佐町在住・在学の中高生が少年町長・少年議員の選挙権と被選挙権を持つ。       (2)少年町長1名、少年議員10名、定員を超えた場合は選挙                (3)当選しなかった者から少年副町長、少年監査、少年事務局長、少年事務局次長の4名をが少年町長が選任(より多くの中高生に参画の機会を与える)                     (4)年3回「少年議会」開催。また政策を実現していくための年8回「全員協議会」を開催・・・少年議会には少年町長・議員だけでなく、現職町長・副町長・教育長・全課長も出席。政策実現のための予算45万円を計上。また全員協議会で若者からの要望事項等を確認

 利府町でも「ブラザーシップ」や「ジュニアリーダーの育成」により青少年教育を行っていますが、遊佐町の事業は、それ以上に青少年の行政分野への参画意識、政治意識を高めるのに役立っている素晴らしい事業です。利府町でも是非実現したい事業です、実現のためには、遊佐町と同じく、町長の理解とリーダー リップが必要です。

写真は、昨年度の少年町長、副町長、議員の皆さんです。中高生全員が有権者として選挙で選びました。

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